タリー ピノ・ノワール "リンコン・ヴィンヤード" アロヨグランデヴァレー [2016] (正規品) Talley Rincon

タリー ピノ・ノワール "リンコン・ヴィンヤード" アロヨグランデヴァレー [2016] (正規品) Talley Rincon

【同年】TOP■アロヨグランデ孤高の五ツ★

生産者タリーが吼えるアドヴォケイト歴代レビュワー独立誌絶賛の傑出年!【Talley Chardonnay "Rincon" A.G.V. 2016】 → 5年ぶりの登場は、セントラルコースト産ピノの頂上 ← ※この度、実に五年ぶりの入荷となりました、アロヨ・グランデ孤高の五ツ星、タリーの二大看板ピノの一方、『リンコン』 の’16年が、アントニオ・ガローニ主催のヴィノスと、ジェブ・ダナックというワイン・アドヴォケイト誌の嘗てのレビュワー両名の独立系サイトから、ともに【95点】を獲得する歴史的ビッグイヤーとなりました! 因みにヴィノス95点とは、価格的には三割以上も高額(14,500円)な、二大キュヴェの一方である 『ローズマリーズ』 と全くの同点。

同じくセントラル・コーストの雄、倍額のカレラ・ジャンセン(’14年)などとも同点です。

で、ありながらこの価格差…見逃せません…。

◎全米9社のみのブル系大家。

全米にわずか9社しか存在しない、ピノ&シャルドネのパーカー・ダブル【★

】生産者 『タリー』。

彼らが誇る二枚看板…最高クラスに位置づけられる、ふたつのフラグシップが 『ローズマリーズ』 と 『リンコン』 です。

それぞれ母体の畑の名を冠したもので、ピノとシャルドネの双方が造られています。

従来(90年代)より「私イナムラ@てんちょのだいすきな造り手」とご案内しておりましたが、しかしながら嘗ては知る人ぞ知る "玄人好みのエステート・ワイナリ" といった印象がありました。

ところが2011年10月に発刊されたパーカー監修アドヴォケイト#197の特集にて、’94年〜’09年までの、タリーの大規模な垂直再試飲が行われ、シャルドネの’05年産ローズマリーズが【RP97点】、ピノの’97年産ローズマリーズが【RP98点】を獲得して一躍大ブレイク。

元々実力ある造り手でしたが、アロヨ・グランデの王者は全米規模で見ても頂上グループにあることを改めて知らしめる出来事となりました。

◎傑出の’16年。

そんなこんなで評価上昇とともにすっかり品薄となってしまったタリー。

この度のご案内はリンコンの’16年。

シャルドネの頁でも書きましたが、基本的にタリーの二大キュヴェは、ピノもシャルドネもローズマリーズがクオリティ的、価格的、入手難度的にも上…というのが一般的なのですが、この’16年のピノに関しては、殆ど変わらぬ評価になっており、その分価格の安いリンコンのお値打ち度が光っています。

ローズマリーズの正規輸入元定価は14,500円ですから、当店価格ですと40%弱もリンコンのほうがお安く、ちょっと見過ごせないレベルでの価格差になっていますよね。

当ヴィンテージのアドヴォケイト誌掲載はこれからですが、最新’16年は、偉大なグレート・イヤーである’15年を凌ぐのでは?と語る造り手も少なくない傑出年。

’14年ですら【RP94点】を獲得していたリンコンのピノですから、あるかもしれませんね…’07年以来の大台突破。

ジェブ・ダナックからの【JD95点】にしても、同地区ピノの最高級評価です。

ヴァリューには定評のあるセントラル・コースト産ワインですが、その中でもタリーのそれはズバ抜けていますね…。

▼リンコン(Rincon Vineyard) リンコン・ヴィンヤードは太平洋から北東に8マイルほど内陸、アロヨグランデ・ヴァレーの南斜面、ヒルサイドにある畑。

42エーカーのウェスト・リンコンと53エーカーのイースト・リンコンに別れており、どちらにもピノとシャルドネが植えられ、ウェストには更にリースリングやソーヴィニヨン・ブランが、イーストにはシラーなども植えられています。

ワインとしての価格は常にローズマリーズが上に来ますが、実は樹齢はリンコンが上。

初植樹は1982年で(ローズマリーズは1987年)、リンコンこそがタリーが所有する中でも最も古い畑の一つなのです。

ローム層と石灰土からなり、タリーのラベルに描かれた建物は、このリンコンの畑の入り口にある建物。

ワインとしてのリンコンは、ローズマリーズのピノに比べ、より男性的と言われています。

収量を低く抑えた果実を手摘み収穫し、5%を残してあとは除梗。

野生酵母を用いて自然発酵。

新樽比率30%のフレンチ・オークにて18ヶ月の樽熟成。

フィルタリング無しでボトル詰め。

度数13.7%。

若くからして美味しく飲め、ラズベリー、チェリーパイ、さくらんぼ、コーラ、オークのニュアンスなどが特徴です。

柑橘系果実の酸味の上質感、奥深さなどもローズマリーズに負けません。

◎VINOUS (2019.1)より 【AG95点】 「Deep bright-rimmed red. A highly complex, mineral-tinged bouquet evokes candied red fruits, cola, Asian spices, mocha and potpourri. Seamless and sharply delineated on the palate, offering appealingly sweet Chambord, rose pastille and spicecake flavors that deepen on the back half, with no loss of energy. Fine-grained tannins frame a strikingly long, smooth, smoke-accented finish that leaves a juicy raspberry note behind.」 ◎Jeb Dunnuck (2018.11)より 【JD95点】 「One of the standouts is the 2016 Pinot Noir Rincon Vineyard, which comes from a hillside site in the Arroyo Grande and vines planted in 1982. Aged 18 months in 30% new French oak, it’s a powerful, opulent wine (especially when compared to the East Rincon release) and has awesome notes of ripe strawberries, red and black currants, spice, and forest floor. Elegant yet concentrated, medium-bodied, beautifully balanced, and with fabulous intensity, drink this gorgeous Pinot Noir any time over the coming decade or more.」 前回ご案内させて頂きました’11年は年産≪450ケース≫ぽっきりで、多少増えているかと思いましたが、この’16年は≪449ケース≫と殆ど変わっていません。

’16年のタリーは何れも高品質ですが、ヤナギヤ的にはシャルドネなら 『ローズマリーズ』、ピノ・ノワールなら 『リンコン』 をおすすめ! タリー自身では「ローズマリーズとリンコン、その品質に上下の格付けは無い…」としていましたが、まさにそれを証明する一本です。

マウント・ハーランのカレラ、モントレーのピゾーニ、サンタ・バーバラのBCやメルヴィルと並ぶ、セントラルコースト・ピノの紛れもない最高峰。

万円切りで…の条件付きなら筆頭でしょう。

●五年ぶりのご案内が、ベスト・ヴィンテージに重なるとは嬉しいものです。

■ヴィノス(VINOUS)95ポイント(同年タリーNo.1) ■ジェブ・ダナック95ポイント



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